前回、メモリ32GB化に成功したX270用にNVMe SSD を購入しました!
前回の記録 → ThinkPad X270 メモリ32GB化 成功!
購入したSSDは・・・
ADATA XPG SX8200 Pro 1TB(ASX8200PNP-1TT-C)PCIe Gen3x4 M.2 SSD です。
X270は、PCIe Gen3 x 2レーンらしいので、当初はそれが明確にうたわれているものを物色していましたが、既にこのようなものは時代遅れになっており、なかなか見つかりません。
ようやく見つけたのが、Kingstone A1000 480GB ですが、とにかく割高!
次に候補にあがったのが、WD Blue SN550 1TB です。
Gen3 x 4となっていますが、X270で動作したとの書き込みを見たことがあります(x 2で)。
そんなこんなで色々と考えている内に、WD SN550の価格が上昇し、割安感がなくなってきてしまいました・・・
そんな時、ADATA XPG SX8200 Pro 1TB (以下、SX8200Pro)がセールで安く販売していましたので、少し調べてから購入に踏み切りました!
調べた結果は・・・、SX8200Proはスペック的には人気メーカーの上位クラス級ですが、それらと比較して割安な価格で販売されており、コストパフォーマンスが高そうです。
ネガティブな要素としては、通称「おみくじ」とか「ガチャ」と言われており、搭載されている主要部品(コントローラー、NAND、DRAM)が生産時期によって変わるようです。
ただ、どれが「当たり」で「はずれ」なのかはよくわからず(個別の環境による?)、どのような組み合わせでも、ある一定レベルの性能は出ているように見えました。
まあ、これはこれでなんとなく楽しそう(?)な感じがしましたので、私も「おみくじ」を引くことにしました!
もちろん、X270で動作した情報はありませんので、あくまで自己責任です。
私が引いたおみくじは、以下の通りでした。
Controller:Silicon Motion SM2262ENG
NAND :ADATA刻印(メーカーわかりませんが、恐らく中身はMicron?)
DRAM :Samsung製(DDR3 512MB × 2)
さて、吉とでるか?凶とでるか?はこれからです。
今回は、2.5インチHDD ➡ NVMe SSDへの換装のため、取付用のブラケットが必要です。
〇〇オクで「X270から取り外したもの」と説明のある中古品を落としました。
新品も同じような価格で販売されており、どちらを購入するか迷いましたが、決め手は下の写真にある樹脂製の黒い枠?でした。
新品にはこれが付属していません(恐らく・・・)。
もちろん、今ついているものを取り外せば再利用できるのですが、手荒に外すと折れそうで気を使います。
ボトムカバーを外すのに神経を使った後、さらにこれを外すことを考えると精神衛生上よろしくないので、あえてこちらを選びました。
結果的に外観上は中古品とは思えない(新品と変わらない?)レベルのものでした。ラッキー!
はい、ブラケットにSX8200Proを取り付けてみました。
この後、左側のパンチング穴の開いたSUS板をSSDの上に被せてネジ止めします。
ピンク色の付箋のように見えるものは、約1mm厚の熱伝導シートで、そのシートを介してSUS板がヒートシンクになる設計のようです。
↓ ブラケットの購入はこちら(新品) ↓
New Original For Lenovo ThinkPad X270 A275 Laptop NS-A933 M.2 Adapter HDD Bracket SATA To SSD Board And Cable 01HY565 01HW969O
ここで、問題発生!です。
ピンク色の熱伝導シートの長さが不足しています。
上の写真でSSD基板上右側2個の黒いチップがNANDですが、特に一番右のNANDにはシートが全く届いていません・・・
ということで、作業中止して熱伝導シートを調達することにします。
ちなみにこのSSDは両面実装タイプで裏側にもDRAMとNANDが配置されています。
ついでに、こちらにも熱伝導シートを貼り付けようと思います。
こちらは、1.0mm or 1.5mm厚になりそうですが、スケール測定では微妙です。
念のため、複数の厚さが入っている製品を調達してみます。
残念ですが、今回はここまで。
↓ 続きは、こちらです ↓
ThinkPad X270にNVMe SSD取付け②BIOSで認識するか?編
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