現在、X60はWindows10のインストールを完了し、代替のNASとして活躍してくれていますが、内蔵SSDだけでは保存容量が少ないので、256GBのUSBメモリーを挿して容量を確保しています。
常時挿し放しなので、小型の「SandDisk Ultra Fit」を使用しています。
USB3.1接続であれば、READ 130MB/s 以上 らしいですが、X60はUSB2.0なので相当遅いです。
まぁ、普段ギガバイトクラスの大容量ファイルはほとんど扱わないので、実質的にはたいした問題ではないのですが、時々、多くの写真ファイルをまとめてに保存しようとすると、やはりストレスを感じます。
USB2.0なので仕方ないとは思いつつ、何か改善方法はないか?調べると、Windows10の設定で書き込みキャッシュを無効➡有効にすることで、書き込み速度UPが期待できるらしいので、確認してみました。
具体的な設定方法は、「デバイス マネージャー」で対象のUSBメモリの「プロパティ」を開き、「ボリシー」タブの「取り外しポリシー」の選択を「高パフォーマンス」に変更するだけです。
取り外しの際の注意がありますが、いつも「安全な取り外し」を使ってるので、特に不自由は感じません。
それでは、CrystalDiskMarkで確認します。
USBメモリのフォーマットは、NTFSです。
左がキャッシュOFF、右がキャッシュONです。
あれっ、Write のスコア、ほぼ変化ありません…
誤差範囲でしょう・・・
次に、同じくSanDiskの「Sandisk Ultra」で確認してみました。
こちらも、USB3.1接続で130MB/s 以上となっています。
容量は128GB、NTFSでフォーマットしています。
結果は・・・
ほぼ、同じような結果でした。変化が見えません・・・
今度はTOSHIBA製のUSBメモリで確認してみました。
上の2つのUSBメモリは、メーカー・仕様が同じなので、仕様の違うUSBメモリで変化を確認します。
こちらは、USB2.0の16GBです。
フォーマットは、FAT32。
結果は・・・
これも変化ありません…
ということで、残念ながら、私のX60ではキャッシュのON/OFFによる変化は見られませんでした。
だったら、取り外し時の制約のゆるい、キャッシュOFFで使います。
それより、Toshiba製と比較してSandisk製の優秀さを感じました。
もちろん、全てのToshiba製が悪い訳ではなく、Toshiba製も高速タイプを使えば、同じような結果だったのでしょう。
最後に、「SanDisk Ultra Fit」をUSB3.0対応のThinkPad T440に挿して確認してみました。
公称通り、READ 130MB/s 以上が出るのか?
キャッシュはOFFです。
はい、きっちり130MB/s 以上出ました。
SanDisk、優秀です!!
これからも使わせていただきます!
以上、今回はこれにて終了です。
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