ThinkPad X60 RMClockによる熱対策 再検証

ThinkPad X60
スポンサーリンク

以前のブログでRMClockによる熱対策の検証としてCPU温度をモニタリングしたところ、確実に温度が下がり、効果があると記録しました。→ ThinkPad X60を復活させる⑦RMClockによる熱対策編

しかし、パームレストから手に感じる熱については、あまり温度変化がないような気がしましたので、再検証することにしました。

今回は、非接触型の温度計を使用して、直接パームレストの温度を測定しました。
これが使用した温度計です。

非接触型スマート温度計 RS-E1523 Made in China

コロナウイルスで非接触型の体温計が流行っていますが、これは体温計ではなく、温度計です。
なので、価格も格安でした。
それでも一応2つのモードがあり、「通常測定(32.0~42.5℃)」と「物体測定(5~90℃)」を切り替えることができます。
今回は、「物体測定」モードを使用します。

そして、この温度計を下の写真のように固定し、パームレストの一定の場所を測定できるようにしました。
パームレストと温度計の距離は、約20~25mmです(説明書では、20~30mmを推奨)。

検証パターンは前回と同じように、以下の組み合わせで行いました。
 ✓ 『アイドル時』と『動画再生時』
 ✓ RMClockによるCPU制御『OFF』と『ON』

その他の条件も前回同様ですが、室温のみ1℃上昇しています。
 ・動画再生ソフトはMPC-BEを使用
  動画再生支援に Broadcom Crystal HD Video Decorderを使用
 ・CPUファン制御には、TPFan Contorollerを使用
 ・動画は、Windows10ゲームバーでキャプチャーしたライブ映像を使用(FHD、30fps、ステレオ)
 ・検証時の室温は26℃(前回25℃)

今回の検証を行っている中で、CPU温度の変化に対してパームレストの温度変化は非常に緩やかで、安定するまで相当時間がかかることがわかりました。
よって、パームレスト温度測定は以下の手順で実施しました。

  • X60をシャットダウンし、パームレストの温度が30℃以下に低下したことを確認
  • X60を起動し、検証条件を設定してから約1時間後にパームレストの温度を測定

それでは、測定結果です。

CPU温度については、前回とほぼ同様の結果で、RMClockによる効果がはっきり出ています。

しかし、パームレストの温度については、ほとんど差がありません

表では、RMClock ONの方が0.2~0.3℃低くなっていますが、ファンのON/OFFや動画の負荷状態等により、それぞれ±0.1~0.2℃程度の動きがあります(動きはとても緩やかですが・・・)。

よって、私個人の結論としては、「効果はあるが、体感できるかは微妙なレベル」となりました。

ただ、③動画再生、RMClock:OFFの検証の際、急にCPU温度が低下したので確認すると、どうもCPUのサーマルスロットリングが働いたようで、クロックが半分程度に落ちていました。
CPUを始めとする内部部品の保護を考えると、X60にRMClockは必須ではないかと思いました。
逆にRMClockをONにしているデメリットは特に感じませんので、やはり私はRMClockを使用します!

最後におまけで、以前記録した「令和2年進化型 冷却台」を使用して、パームレストの温度を測定してみました。
→ ThinkPad X60を復活させる⑧おまけの熱対策 冷却スタンド編

結果は・・・、

  • アイドル時:33.3~33.6℃(約▲8℃
  • 動画再生時:38.9~39.2℃(約▲7℃

と、こちらは体感的にも十分効果が感じられる結果となりました!

恐るべし、令和2年進化型 冷却台!!

コメント

タイトルとURLをコピーしました