ThinkPad T460s メモリ増設 最大40GBを認識!

ページのアイキャッチ画像 ThinkPad T460s
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先ずは結果から・・・

ThinkPad T460sのメーカー仕様上の最大メモリは、24GBです(機種によっては20GB)。
オンボード8GB(または4GB)に16GB増設で、24GBです。
が・・・、32GBを挿すと、40GB で認識しました!

システム画面

はい、言いたいことは、これだけなのですが、いつもの通り備忘録として記録しておきます。

ThinkPad T460sの仕様

では、私のT460sのスペックです。

  • Intel Core i7-6600U 2.6GHz
  • メモリ 8GB(オンボード)、空きスロット×1
  • SSD 128GB
  • 14.0インチ FHD(1920×1080)
  • NVIDIA GeForce 930M

で、メモリは空きスロットに16GBを増設して最大24GBとするのが、Lenovoの仕様になります。

一方、インテルのHPによると、第6世代 Core i7 CPUの最大メモリサイズは、32GBと記載されていますので、24GBって中途半端な仕様だな~って思っていました。

ちなみに先日、ブログに記録したX270の32GB化ですが、こちらのCPU(第6世代 Core i5)の最大メモリサイズも32GBとインテルHPに記載されています。
よって、X270が32GBで動作したのは、まだ納得ができます。

ただ、今回のT460s 40GB化は、インテルの仕様も超えてしまっているので、あまり期待はしていませんでしたが、お決まりの自己責任で確認してみました!

32GBメモリの取付け

今回増設した32GBメモリは、Samsung製 M471A4G43MB1-CTD (DDR4-2666 PC4-21300)です。
X270を32GB化した時と同じメーカー/形式ですが、別個体です。
​→ ThinkPad X270 メモリ32GB化 成功!

Samsung M471A4G43MB1-CTD

増設方法については、特別なことは何もありません。
内蔵バッテリーを切った後、ベースカバーを開けてソケットに挿すだけです。
余談ですが、この機種はベースカバーが開けやすくなりました。
少しだけ思い切りが必要ですが・・・(バキッ)

T460s 内部

ソケットに挿しました!

メモリ装着状態
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動作確認

32GB増設後のBIOS画面です。
最初の電源投入直後、画面真っ黒の状態が数秒続きましたので、やはりダメかと思いましたが、自動的に再起動したので、すかさずF1キー連打するとBIOS画面に入れました。
ここで、はじめて40GB認識していることを確認しました!やったー!

T460S BIOS画面

この後、問題なくWindows10も立ち上がりましたが、あまりにあっけなかったので、少し不安に感じ、色々と確認してみました。

先ずは、Windows10標準の「Windows メモリ診断」を実行しました。
結果、問題は検出されませんでした。

Windows メモリ診断

CPU-Zの「Memory」画面です。
左が増設前(8GB)、右が増設後(40GB)です。
増設した32GBメモリの仕様は、DDR4-2666(クロック:1333MHz)ですが、オンボードメモリがDDR4-2133(クロック:1066MHz)のため、1066MHz動作です。

前後比較(CPU-Z①)
クリックで拡大

同じく、CPU-Zの「SPD」画面です。
左の増設前は、「Slot#1」がグレーアウト状態ですが、増設後は32GBメモリが認識されています。

前後比較(CPU-Z②)

次にHWiNFO64の画面です。
左が増設前(8GB)、右が増設後(40GB)です。
ここも正常に認識されています。

前後比較(HWiNFO)

同じくHWiNFO64の画面で、増設後(40GB)です。
増設前は、左側ツリー表示のMemoryの項目に「Row:1[BANK・・・」が存在しませんでしたが、スロットに増設すると出現しました。

HWiNFO Memory詳細

Windows「タスク マネージャー」の画面です。
40GB(39.4GB)のメモリ空間が利用可能になっています。

タスクマネージャー メモリ状態

ということで、特に異常な点は見当たらず(見極める知識ありません)、問題なく認識されている状態と判断しました!

ベンチマークソフトによる性能確認

最後に、CINEBENCH(R15)を増設前と増設後で実行して比較しました。
私はあまりベンチマークソフトを使わないのですが、今回の増設が原因で逆に性能が低下している可能性も否定できないので、念のため確認しておきました。

増設前の結果です。

CINEBENCH結果(増設前)

増設後は・・・、キャプチャー忘れました・・・。バカだな~

結果は、誤差レベルですが「OpenGL」、「CPU」ともに数値が向上しました!

  • OpenGL 増設前55.68fps
          ↓
         増設後57.60fps1.92fpsアップ
  • CPU   増設前289cb
          ↓
         増設後301cb (12cbアップ

良かったーーー!!

ですが、これで本当に喜んで良いのか?素人の私にはわかりません・・・
今後、何かが起こるかもしれません・・・

なお、データ消失等のトラブルが発生しても責任はとれませんので、増設は自己責任でお願いします!

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

ThinkPad T460sのメーカー仕様は最大メモリ24GBです。
すべての個体で同じ結果となるか?は責任持てませんので、32GB増設に挑戦する場合は、くれぐれも自己責任でお願いします!

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ThinkPad T460s SSD換装 Intel 670p 1TB

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ThinkPad T460s バックライト付きキーボード交換記録

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