先日、T440のBIOSを書き換えて、隠しメニューの「Advanced」を表示させることができましたので、調子に乗って、今回はX270でやってみました。
ThinkPad T440 BIOS改造で隠しメニューを表示
T440よりも少し手こずりましたが、基本的に同じやり方で無事表示させることができました。
今回も主要な画面を記録しておきます。
- Advancedメニュー画面
- Intel Advanced Menu トップ画面
- 各項目の画面(抜粋)
- PCI Subsystem Settings
- ACPI Settings
- CPU Configuration
- OverClocking Performance Menu
- Power & Performance
- Memory Configuration
- System Agent (SA) Configuration
- PCH-IO Configuration
- PCH-FW Configuration
- Thermal Configuration
- Platform Settings
- Realsense 3D Camera Settings
- RTD3 Settings
- Thunderbolt (TM) Configuration
- Intel ICC
- まとめ
Advancedメニュー画面
「Advanced」は、通常「Date/Time」が表示されている場所に現れます。
「Date/Time」 はなくなりますので、BIOSからの日時設定をどうするのか?はわかりません・・・
「Advanced」を選択すると、先ず下の画面になります。
最初の画面には4項目しかありませんが、メインとなる「Intel Advanced Menu」の中に非常に多くの設定画面・項目があり、私が撮影した枚数だけでも約200枚になりました。
それでも後から見直すと、撮影漏れが数項目ありましたので、実際には軽く200枚を超えると思います。
また、設定が「Disabled」になっている項目を「Enabled]に変更すると、追加の設定項目が出現したりもしますので、全ての項目を確認しようとするのは無謀でした・・・
内容的には「OverClocking Performance Menu」など、メーカー製PCではあり得ない(と思う)設定項目があり、X270で「そこまでやるか!」と思わず叫びました。
X270って、そんなポテンシャルがあるのでしょうか・・・?
各画面左側に「▶」が表示されている項目を選択すると、さらに下の階層が出現します。
項目によっては、5~6階層ぐらいあり、今どこにいるのか?何度も迷子になりました(笑)
※「SMBIOS Event Log」と「Platform Information Menu」の写真は割愛します。
Intel Advanced Menu トップ画面
「Intel Advanced Menu」を選択した最初の画面です。
18個の設定項目があります。
各項目の画面(抜粋)
上の写真の4~18の項目について、各画面を撮影した写真を記録します。
基本、それぞれの項目の最初の画面(1階層目)を掲載しています。
一部、さらに下の階層を掲載している項目もありますが、選択理由は特にありません。
PCI Subsystem Settings
ACPI Settings
写真上部のタイトルに①②としているのは、画面をスクロールして2枚撮影しています。
以下、1つの画面でスクロールが必要な画面は写真上部のタイトルに①②③・・・として記録しています。
CPU Configuration
項目が多く、スクロールして4分割しています。
OverClocking Performance Menu
Power & Performance
Memory Configuration
System Agent (SA) Configuration
PCH-IO Configuration
PCH-FW Configuration
Thermal Configuration
Platform Settings
Realsense 3D Camera Settings
RTD3 Settings
Thunderbolt (TM) Configuration
これを選択するとBIOS画面を強制的にExitしてWindows10が起動してしまいます。
よって、内容不明で画面写真もありません。
Intel ICC
まとめ
T440でのBIOS書き換えに続き、X270でもやってみましたが、T440と比較してX270 のAdvancedメニューのボリュームはT440の2倍以上はありそうです(感覚ですが・・・)。
決してT440の項目数が少ない訳ではないので、X270の設定項目数はとんでもないです。
もちろん、ほとんどの項目が私には理解不能ですので、むやみに変更するのは、かなり危険です。
しかし、中にはとても心惹かれる設定項目もありましたので、また時間がある時にでも遊んでみたいと思います!
以上、あまりのボリュームに、後半はかなり手抜きになってしまいましたが、ご容赦ください!
なお、今回も以下のページを参考にさせていただきました。
Custom BIOS – ThinkWiki
興味のある方は、自己責任でどうぞ!!
↓ X240でもやってみました! ↓
X240のBIOS隠しメニュー「Advanced」画面を表示!
ThinkPad BIOS改造の基本(全5話)
【第1話&第2話】ThinkPad BIOS改造に使用するツールはコレだ!※
↑ まずは、こちらから ↑
※「BIOS読み出し/書き込み用のツール類について」と「CH341A ROMライターのセットアップ方法」の統合ページ
【第3話】8ピンクリップでBIOSに接続!BIOSチップの場所と挟み方
【第4話】ROMライターでThinkPad BIOSデータを読み出す
【第5話】ThinkPad BIOSデータの書き込み方法(CH341A使用)
「Advanced」Menuを表示させる改造方法
ThinkPad BIOSに「Advanced」を表示させる方法
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