メモリなしだったジャンクX260は、現在、手持ちにあった4GBメモリを仮に装着しています。
リンク: 通電するが起動しない!ジャンク X260を修理した記録
リンク: Windows11インストール ThinkPad X260編
起動不能状態から、せっかく修復できたのでメモリを増設してやろうと考えた時、X270で成功したメモリ32GB化はできないのか?と思い立ち、試してみました!
リンク: ThinkPad X270 メモリ32GB化 成功!
X260のメモリ仕様
X260のメモリに関するLenovoの仕様は・・・
- PC4-17000 DDR4 SDRAM SODIMM
- 最大容量:16GB
これは、32GB化に成功したX270とまったく同じである。
しかも、X260のCPUは、i7-6500Uで、X270のCPUは、i5-6300Uと同じSkylake世代だ。
ていうか、X270よりジャンクX260の方が上位CPUだった・・・
それはさておき、これならいけるかも?と32GBのメモリをネットで物色すると、Crucialの32GBメモリが安い!この値段なら絶対買いだ!!
(2021/12/20頃の話です)
Samsung 32GBメモリでテスト
Crucialのメモリがあまりに安かったので、思わず即ポチりそうになりましたが、「安い」といってもジャンクX260本体を大きく上回る価格です。
念のため、X270に装着しているSamsungの32GBをX260に仮装着して認識するか?確認してみました。
結果は、OK!
32GBを認識しました!
まずは、BIOSの画面です。
「Installed memory 32768MB」
Windows11のシステム > バージョン情報画面。
「実装RAM 32.0GB(31.9GB 使用可能)」
HWiNFOのメモリ情報。
「Manufacture:Samsung」、「Part Number:M471A4G43MB1-CTD」と型番も正しく表示されています。
この結果を踏まえて、これだったらCrucialでも大丈夫だろうと、購入に踏み切りました!
(ホントか?)
ポチッ!
Crucial 32GBメモリを装着!
購入したメモリは、以下の型番です。
Crucial
PC4-21300 (DDR4-2666) 260pin SODIMM 32GB
CT32G4SFD8266
上位グレードのPC4-25600 (DDR4-3200)も同じような価格でしたが、Samsungの32GBメモリと同スペックの方を選定しました。
購入したCrucial製メモリのパッケージはこんな感じです。
型番は、CT32G4SFD8266.C16FE となっています。
早速、装着!
やはりチップはMicronです。
Crucialのラベルが裏側になって見えないのが残念。
まぁ、どうせカバーしたら見えないけど(笑)
そして、BIOS確認OKです!
「Installed memory 32768MB」
引き続き、Windows11を起動して確認。
「実装RAM 32.0GB(31.9GB 使用可能)」
画像はSamsungと同じなので割愛。
最後に HWiNFOです。
「Manufacture:Crucial Technology」
「Part Number:CT32G4SFD8266.C16FE」
無事に認識してくれました!
無駄にならず良かったです!!
最後に・・・
X270、T460sに続き、X260でもメーカー仕様外の32GBメモリが認識されました!
X270では、Samsungだけでなく、Transcendでも成功事例が報告されており、さらにCrucialもOKとなると、DDR4-2666の32GBなら、どこのメーカーでも認識できるのかもしれません・・・?
でも、メーカー仕様は最大メモリ16GBです。
すべての個体で同じ結果となるか?は責任持てません。
32GB化に挑戦する場合は、くれぐれも自己責任でお願いします!
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