前回記録したとおり、とても時間が掛かりましたが、なんとかジャンクX260のACアダプター誤認識問題を解決することができ、これでやっと・・・と思ったのもつかの間。
またすぐに問題が発生しました。
今度は、エラーコード:2101でSSDを認識しない問題です。
最初はケーブルコネクタの単純な挿し込み不良だろうと考えましたが・・・、またかっ!
前回の記録:ThinkPad X260のACアダプター認識不良を修理した記録
2101:Detection error on SSD (M.2) 発生
前回、ACアダプターを挿していない時に「間違ったACアダプターが挿さりました。」と訳のわからないメッセージが出る問題を解決できたことを記録しましたが、その後、SSDを取り付けて、さぁWindowsをインストール!と、X260の電源を入れると・・・
2101:Detection error on SSD (M.2)
あらら、ケーブルコネクタの接続を忘れたかな?と、カバーを開けて接続を確認してみたが、挿さっている・・・
念のため、端子に接点復活剤を吹き付けて、再度電源ON!
しかし、また同じエラーが出て、SSDを認識しません・・・
もしかしてケーブルの断線?と考え、予備のケーブルと取り換えてみましたが、やっぱりダメです。
そして、SSD本体も交換してみましたが、これもダメ・・・
も~、また壊れた(壊した?)か~(泣)
ということで、また分解です・・・
余談ですが、X260のケーブルコネクタ(システムボード側)は、X240(X250)用とはピン数が異なるので、流用不可です。
X270もまた形状が違うので、これ即ち、X260専用のコネクタです。
原因は・・・ヒューズ切れだった・・・
いろいろ調べた結果、原因はまたもや?ヒューズ切れでした!
SATAコネクターへ5Vを供給するラインのヒューズ(F7)です。
定格32V、3A、型番は「ERBRD3R00X」。
これは以前、X240でLCDパネル行きの20Vラインで切れていたヒューズ(これもF7)と同じ型番で、1.0mm×0.5mmの極小ヒューズです。
リンク:ThinkPad X240の画面が映らない!?ヒューズ交換で修理
X240の時は、こて先の太い腐ったハンダごて1本しかなかったので苦労しましたが、あれから道具を揃えたので、今回はスムーズに交換できました。
やっぱり道具は大事です!
ヒューズは前回同様、不動X260システムボードからもぎ取って取り付けました。
そして交換後は「Detection error」は発生せず、無事SSDを認識しました。
ようやくWindowsのインストールができる状態になりました!
めでたし、めでたし!
まとめ
前回の修理を終えて、もしかしたら、まだ何か起こるかも?と思っていましたが、予想的中?でした。
ホント、このジャンクX260は手のかかる子です。
しかし、もともとはSSDを認識していたので、「壊れた」というより、「壊した」でしょう。
ACアダプター誤認識問題を修理している際、通電確認やら動作確認やらで、ACアダプターやバッテリーを接続したまま、コネクターを抜き挿ししてしまったかもしれません(記憶にはないが・・・)。
あらためて、「Disable Built-in Battery」の大切さを痛感しました。
皆さんもくれぐれも気をつけてください!
今度こそ、もう何も起こらないことを祈ります!!
簡単ですが、今回の備忘録は以上です。
↓ X260のつづきはこちら ↓
KIOXIA SATA SSD 240GBをX260に取り付け!
↓ X260にNVMe SSDを取り付け ↓
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