格安!PASOUL(パソウル)NVMe SSD を試してみたら・・・

ページのアイキャッチ画像ThinkPad X1 Carbon 5th

先日、Amazonで256GBNVMe SSD3,400円台という結構な安さで販売されているのを見つけました。

PASOUL(パソウル)」という聞き慣れないブランド名ですが、以下の通り、この価格にしては、なかなかのスペックだったので、試しに購入してみました。

  • NVMe M.2 2280 SSD 256GB
  • PCIe Gen 3.0 x4
  • 3D TLC NAND
  • 最大読み込み2,000MB/s、最大書込み1,200MB/s

この価格で本当にこんな数値が出るのか?と「性能」に注目していたのですが・・・
とにかく、とても興味深い(怪しい?)SSDでした!

2022/7/8時点でAmazonサイトを確認すると商品説明がPCIe Gen 3.0 x4 → x2に修正されていました。他の販売サイトは、まだ x4ですが・・・

スポンサーリンク

パッケージ

外箱です。
デザインは悪くないと思いますが、よく見ると写真がSATA仕様になっています。

パッケージ 外観

そして型番も「PAM2280M2」と、SATA仕様の型番になっています??

パッケージ 底部

NVMe仕様の型番は、「PAMNVMeM2」なので、間違ったものが送られてきたのか?と一瞬焦りましたが、裏側の窓から見える実物はNVMe仕様でした。
また、「256GBNVMe M.2 2280・・・」と印刷されたシールも貼ってありました(ややこしいなぁ・・・)。

↓ SATA M.2 2280タイプ

そして、裏側の左下には、日本語が印刷されており、発売元も日本の会社になっています。
どうも、この会社はAmazonだけでなく、Yahoo!ショッピングや楽天市場にも出店しているPC販売会社で、この会社が企画した商品を「PASOUL(パソウル)」というブランドで販売しているようです。
どうりでパッケージが中華っぽくないと思いました。

パッケージ 裏側 説明書き

ちなみに、窓から見える現物のP/Nは「SH2022030902」ですが、Amazonサイトの写真のP/Nは「SG2022030501」と、これまた違います。
ただ、後ろの数字が日付っぽいので、これはパーツナンバーというより、ロットナンバーなのでしょう(これも、ややこしい!)。

中身はSSD本体のみで、紙切れ類は入っていませんでした。

パッケージ 中身

SSD外観

外観です。
片面実装タイプでチップ類はラベルで隠れて、まったく見えません。

SSD 外観

なので、Warranty Voidとなるラベル剥がしを行いました!
Warranty Voidであっても、できればキレイに戻したいので、ラベルを破らないよう慎重に剥がしました。
ちなみにラベルの材質は、放熱を助けるようなものではなく、普通の紙のように感じました。

無事、剥がれました!
なんと、チップは1個だけです!
SK hynix」の「HFB1M8M0331A」と印刷されています。

SSD チップ

で、このチップをネットで調べると・・・
一昔前のもののようですが、わりとメジャーなチップで、主にM.2 2242タイプの小型SSDに採用されていたようです。
また、Microsoft SurfaceのSSDとしてマザーボードに実装(直付け)されていたとか・・・

つまり、コントローラーとNANDが1つにパッケージ化されたSK hynixオリジナルのSSDということでしょう(たぶん・・・)。
こんな特殊なチップなら、偽装NANDとかの心配はないだろう(たぶん・・・)。

とは言え、この価格でSK hynixのSSDチップを搭載・・・
なんかスッキリしないですが、とりあえず先に進めます。

次は、ThinkPadへの取り付けとWindowsのインストールです!

ThinkPadへの取り付け

今回使用するマシンは、ThinkPad X1 Carbon 5thです。

ThinkPad X1 Carbon 5th 外観

このマシンには、つい先日、東芝LETのNVMe SSD「TLD-M3A50G3」を取り付けて、性能確認を行いましたので、その結果も参考にしてPASOULと比較したいと思います。

 リンク:東芝LET NVMe SSD(M3A)取付記録~X1 Carbon 5th

はいっ、ボトムカバーを開けて、取り付け完了です!
ラベルは剥がしたままです。
チップが1個しかないのは、なんとなく違和感を覚えます。

SSD 取付完了

カバーを取り付けたら、早速電源ONして、BIOSでSSDの認識状態を確認します。

HFM256GDHTNG-8310A ???

なんだ、この型番は??
こんな型番は、パッケージにもラベルにもなかったぞ・・・

BIOS Boot画面

気になったので、この型番をネットで調べると・・・
これは、SK hynixオリジナルのSSDと全く同じ型番で、Lenovoの純正SSDとしても採用されていたことがあるようです。

ただし、ネットに掲載されている「HFM256GDHTNG-8310A」は、すべて小型の2242タイプで、2280タイプは見当たりません。

そして、ネットの情報では「HFM256GDHTNG-8310A」は、PCIe Gen 3.0 x4ではなく、PCIe Gen 3.0x2となっています。

やっぱり怪しい・・・

念のため、AmazonサイトでこのSSDの商品説明を再確認すると・・・間違いなく「PCIe Gen 3.0 x4」となっています・・・

まったく訳がわからないが、とにかくWindowsをインストールしてCrystalDiskInfoで確認してみよう。

ということで、Windowsは、東芝LET SSDの時と同様にWindows10(21H2)をインストールしました。

スポンサーリンク

性能確認

Windowsインストール後、まずは、デバイスマネージャーでディスクドライブを確認すると、やはり「HFM256GDHTNG-8310A」となっています(画像割愛)。

そして、運命のCrystalDiskInfoです(おおげさ!)。

出ました!
やはり、PCIe Gen 3.0x2です!(喜んでない)

シリアルナンバーもSSD本体のラベルの番号とは、まったく異なります

CrystalDiskInfo 画面

さらに、「総読込量」、「総書込量」、「電源投入回数」、「使用時間」にも違和感が・・・

今まで何度も新品のSSDにWindowsをインストールしてきましたが、Windowsのインストールだけでは、こんな数値になりません。
そもそも総容量256GBのSSDで、読込量/書込量とも既に256GBを軽く超えている・・・

これって中古品では?」と思ってしまうような数値です。

そして、CrystalDiskMarkの結果です。

Amazonサイトの商品説明にあった、「最大読み込み2,000MB/s」、「最大書込み1,200MB/s」には、遠く及びません・・・
やはり、このSSDの転送スピードはPCIe Gen 3.0 x4ではなく、x2レーンで間違いないでしょう。

CrystalDiskMark 画面

最後にSK hynixオリジナルのSSD用ソフト「ドライブマネージャー: Easy Kit(64ビット)」をインストールしてみました。

ダウンロードサイト:Download – SK hynix SSD

着目すべき点は、このソフトがPASOULのSSDを「SK hynix」のSSDとして認識するか?どうかですが、結果は・・・

はいっ、「SK HYNIX DRIVES」として認識されています。

ドライブマネージャー 画面

やはり、このSSDはSK hynixのOEM製品というより、SK hynixのSSDそのものであるような気がします。

ぜったい怪しい・・・

まとめ

今までいくつかの格安SSDを試し、当ブログにも記録してきましたが、今回試したPASOULのSSDの怪しさは断トツです。

ただし、SSD自体よりも、その流通過程に怪しさを感じます。

率直に言うと、「程度の良い中古SSDを仕入れてラベルだけ貼り換えたのでは・・・?」と疑ってしまいます。

たまたま私の購入したロットだけが・・・ということも否定はできませんが、まぁ普通に考えれば・・・
一種の「おみくじSSD」かもしれません。

他にも思うことはたくさんありますが、怪しすぎて怖いので、これ以上は黙秘します!

以上です。
   

↓ 格安NVMe SSD 第2弾 ↓
格安?JUHOR J800 256GB NVMe SSD試用記録
   

SSD CrystalDiskMark 結果のまとめ :ちょうべいの SSD 記録(まとめ)

  ↓ SATA 2.5インチ 格安SSDの記事 ↓

タイトルとURLをコピーしました