Dahua C800Aを分解したら…RAYMX?REALTEK?

ページのアイキャッチ画像 ThinkPad X240

格安SSD(2.5インチ SATA)シリーズ 第12弾!

今回は2.5インチ SATA SSD Dahua(ダーファ) C800A 256GBを試してみました。

 リンク:Dahua Internal SSD

私自身、聞いたことのないメーカーなので、何か新しい発見があればいいなぁ・・・と思い購入してみました。

結果、またもや初見のコントローラーが搭載されていました!

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Dahua C800A 開封確認

まずはパッケージ表面です。
右上の「256GB」容量表示部分はシールになっています。

Dahua C800A パッケージ表面

裏側です。
左側部分はやはりシールですが、モデル名やシリアルナンバー、製造日?等いろいろ印刷されています。
ちなみに、このシリアルナンバーですが、CrystalDiskInfoで表示されるSSD個体のシリアルナンバーと一致していたので、チョット驚きました(一流メーカーなら当たり前ですが・・・)。
それと「3-Year Limited Warranty」の下に印刷されているQRコード(ぼかしています)を読み取るとこちらもシリアルナンバーでした。
生産国は、「Made in China」です。

Dahua C800A パッケージ裏面

開封して中身確認です。
SSD本体の他に、取り付け用ネジ(4本)と読まない紙が2種類入っていました。
読まない紙は、「Quick Start Guide」と「Legal and Regulatory Information」です。
写真では折りたたんでいますが、「Legal and Regulatory Information」を広げると、A3サイズ両面にいろいろな国向けの注意書きが印刷されています。
格安SSDのわりには、なかなか立派なパッケージです!

Dahua C800A パッケージ中身

SSD本体です。
筐体は、オールプラスチック製でごくフツーな感じです。
ラベルに印刷されたシリアルナンバーは、パッケージに貼られていたラベルのシリアルナンバーと同じです。
ここのQRコード(ぼかしています)もシリアルナンバーになっていました。

Dahua C800A 本体外観
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はいっ、フタを開けました!
簡単に開けれるタイプの筐体でした。

Dahua C800A SSD本体内部

基板はこんな感じです。
表裏でNANDが4個、そして・・・見たことのないコントローラーが実装されています。
なんだコレは???

Dahua C800A 本体内部基板

拡大です。
RAYMX RM1135」と印刷されてます。
カニさんロゴでお馴染み?の「REALTEK」の文字もあります。

Dahua C800A 実装チップ拡大

調べてみると「RAYMX」は中国のSSD用コントローラーメーカーのようで、ホームページの製品情報には、SATA用の「RM1135」の他にもPCIe用コントローラー4種類が掲載されています。

 リンク:RAYMX プロダクトセンター

ただ「REALTEK」との関係性は、よくわかりません。
まぁ、個人的にはあまり興味がないので先に進めます!

ThinkPad X240に取り付けて確認!

はい、いつものジャンクX240(i3)に取り付けました。

Dahua C800A ThinkPad X240 取付状態

BIOSでの認識は「Dahua C800 2.5 inch SATA 256GB」です。
OSもいつも通りWindows10 21H2をインストールしました。

Dahua C800A ThinkPad X240 BIOS認識状態

いきなりですが、CrystalDiskInfoです。
先ほども記載した通り、シリアルナンバー(「*」で隠しています)は、パッケージラベル、SSD本体ラベルと一致しており、Goodです!
「総不良ブロック数」が『43』になっているのが、チョット気になりますが、気にしないようにします(笑)

Dahua C800A CrystalDiskInfo 結果
クリックで拡大

では、CrystalDiskMarkです。
メーカーHPの情報によると256GB版の公称値は・・・
 Sequential Read:Up to 550 MB/s
 Sequential Write:Up to 460 MB/s

で、結果は・・・

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公称値には僅かに届いていませんが、まぁフツーな感じです。

Dahua C800A CrystalDiskMark 結果

CrystalDiskMark実行時の温度ログも記録しておきました。
センサーは一応動作しているようですが、感度はあまり良くない感じです。

Dahua C800A CrystalDiskMark実行時の温度ログ

最後にNANDの調査です。
RAYMX用のUtilityソフトは見つけることができず、コントローラー表面に印刷されてた「REALTEK」の文字を頼りに調べると・・・ありました!
rtl_flash_id」です!!

そして結果は・・・
NANDは『Samsung 3dv5-92L TLC』と出ました!
『RAYMX』や『RM1135』の文字は見当たりませんが、「FwStr(ファームウェア名?)」になぜか『REALTEK RL6643』の文字が・・・
やはり「REALTEK」との関係性が、かなり濃いようですが、興味がないのでこれ以上は調べません(笑)

Dahua C800A rtl_flash_id 実行結果
クリックで拡大

まとめ

先日記録した「Fanxiang S101」につづき、今回の「Dahua C800A」もまた初見のコントローラーを搭載したSSDでなかなか楽しかったです!

結局、RAYMXとREALTEKの関係については、よくわかりませんでしたが(たいして調べてない!)、また機会があれば調べてみたいと思います。

「Dahua C800A」のSSDとしての性能自体はフツーな感じでしたが、シリアルナンバーがパッケージ全体で一致していることや、簡易マニュアルや法規制に関する紙類(読まないが・・・)、取付用ネジが同梱されているところは、なかなかマジメなメーカーだと感じました。

今回は以上です。
   

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