今回は「Superheer」というメーカー(ブランド?)のM.2 NVMe SSD E400シリーズ 512GBを試した記録です。
私の購入先は、もちろんAliExpressですが、最近は某フリマサイトでも格安販売されているのをちょくちょく見かけますので、すでに使用している人もいるでしょう。
とは言え、私自身は初めて使用するメーカーなので、どんな感じのSSDなのか?確認していきたいと思います。
Superheer E400 512GB パッケージ確認
中国からの袋から出しました!
プチプチ等の緩衝材は何もありませんが、今回は他の購入品とまとめて別の大きな袋に入っていたので、ダメージは少なめです。
パッケージの外観です。
まぁ、悪くないデザインだと思います(個人の見解です)が、AliExpressの商品管理シールらしきものがデカデカと貼られており、せっかくのイメージが損なわれています。
裏面の記載内容(英語)を読んでみると、厳格な品質管理で製造された高品質な製品である(超意訳です)ことをしっかりアピールしています(ホントか?)。
3年保証、Made in Chinaです。
開封しました!
同梱物は何もありません。
封印シールも貼られていませんでした。
SSD本体の外観です。
ラベルは外箱のデザインとよく似ており、統一感があって良い感じです。
材質は特に冷却を考慮したようなものではなく、フツーのシールだと思われます。
この状態で基板を眺めてもコントローラーが何か?はまだわかりません。
では、ラベルを剥がす前に最近の恒例となった簡易的な初期不良チェックです。
USB接続の外付けエンクロージャーに入れて、CrystalDiskInfoを実行しました。
「SSD 512GB」とメーカー名も型番もわからない愛想のない名称になっています。
電源投入回数1回で、そのほかはすべてゼロとなっていますので、確かに新品のようです。
温度は40℃から動きがないので固定かもしれません。
シリアルナンバーはラベルに印字されていたものとはまったく異なります。
ということで、とりあえず無事に認識されました!
チェックが完了したので、早速ラベルを剥がしました!
コントローラーはカニさんマークのRealtekでした。
NANDは4個実装されています。
コントローラーの拡大です。
RTS5766DLと刻印されています。
以前試用した「Acclamator N20 Series 512GB」と同じです。
NANDチップです。
斜めからの画像で見にくいですが、「SYMN09TC1B1DC6C」と刻印されています。
4個の内、なぜか1個だけ刻印がありません・・・細かいことは気にしないようにします。
SUPERHEER NVME M2 SSD PCIe 256GB 512GB 128GB 1TB 2tb Hard Drive 2280 Internal Solid State Disk for Desktop Laptop M.2 PCIe 3.0
Superheer E400 512GB 動作確認
それでは、いつものThinkPad X1 Carbon 6th(3号機)で動作確認していきます。
剥がしたラベルは貼り直しています。
Windows11 (23H2)をインストールして、CrystalDiskInfoで再確認です。
改めてコメントすることは特にありませんが、やはり温度は40℃から動きがないようです。
つづいて、CrystalDiskMarkを実行します。
転送速度の公称値は・・・わかりません。
販売ページを見ると「3,000MB/s」と大きくアピールしている画像はありますが、それ以上の記載は見当たりません。
まぁ、細かいことは気にせず、やってみましょう!
エイッ!!
ごくごくフツーな感じですね~
可もなく不可もなく・・・でしょうか?
とりあえず、販売ページでアピールしていた「3,000MB/s」はクリアしていたので、ヨシとしましょう!
最後にrtl_nvme_flash_idでNANDの確認です。
販売ページには「3D TLC」となっていましたが・・・
結果は・・・
「YMTC 3dv3-128L(x2-9060) TLC」と出ました!
格安SSDによく使われているNANDですね。
これも販売ページの記載通りでした!!
まとめ
AliExpressでは、ついこの間までCUSUのSSDが大安売り状態でしたが、最近は値上がりしてしまい、もはや某フリマサイトの価格と変わらなくなってきました。
そんな中、低価格で目立つようになってきたのが、今回試用した「Superheer」のSSDです。
(と言っても、一時のCUSUほど安くはありませんが・・・)
試用してみた感想としては、特に悪い点は見当たらず、まぁフツーに使えるかな?といった感じでした(個人の見解です)。
もちろん、一流メーカー品と比較してはいけません。
所詮は「格安SSD」ですから、使用用途に合わせて(自己責任で)購入をご検討ください!
以上です!!
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