EDILOCA ES106 2.5インチSATA SSDを買った!

ページのアイキャッチ画像 ThinkPad X240
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今回は「EDILOCA」というメーカー?の2.5インチ SATA SSD 「ES106 256GB」の試用記録です。

先日、AmazonでSSDを物色していた際に目に付いたもので、聞いたことのないメーカーでしたが、購入当時は256GBで最安だったのでポチッてみました。

ちなみに「EDILOCA(エディロカ?)」は、中国 深圳にあるメーカーのようです。

EDILOCA ES106 パッケージ

パッケージ表面です。
いかにも中華っぽいデザインです。
以前記事にした「JUHOR J800 256GB NVMe SSD」のパッケージと何となく似ています。

 リンク:格安?JUHOR J800 256GB NVMe SSD試用記録

EDILOCA ES106 パッケージ表面

裏面です。
表示はすべて英語で日本向けではないようです。
もちろん、「Made in China」です。
中央下部の切り欠き部から中身のラベルが見えるようになっており、容量とシリアルナンバーが確認できます。
箱の封印シールは左右ともしっかり貼られていますが、切り欠き部にフィルム等の保護はなく、直接SSD本体が触れます。

EDILOCA ES106 パッケージ裏面

開封しました!
SSD本体と英語の取扱説明書が入っていました。
あまり役に立ちそうにない内容ですが、どうせ読まないので問題ありません。

EDILOCA ES106 パッケージ中身

SSD本体の表裏です。
筐体はプラスチック製で、ごくフツーの作りです。
ラベルに印刷されているQRコードはメーカーHPのアドレスのようですが、アクセスしても「サーバーが見つかりません。」と出ます・・・
念のため、パッケージ裏面に印刷されているアドレスを直接入力してみましたが、同様に「サーバーが見つかりません。」と出ます。
どうなっているのでしょうか?

EDILOCA ES106 本体外観

それでは、恒例の「Warranty Void If Removed」の封印シールをRemoveします!

EDILOCA ES106 Warranty Void シール
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蓋を開けました!
破壊の心配がない、開けやすいタイプの蓋でした。
基板はネジ止めされておらず、溝にハマってるだけです。

EDILOCA ES106 本体内部

基板の両面です。
コントローラーとNAND1個が実装されています。
もちろん、DRAMキャッシュはありません。

EDILOCA ES106 本体内部基板

拡大です。
コントローラーは「SM2259XT」。
NANDには「LR01256G1NBB1」と刻印されています。
4文字目は「1」ではなく「I」かもしれませんが、いずれにせよググってもヒットしないので、後でsmi_flash_id_ataで調べます。

EDILOCA ES106 実装チップ拡大

EDILOCA ES106 動作確認

今回もいつも通りCore i3のジャンクThinkPad X240で動作確認です。

EDILOCA ES106 ThinkPad X240 取付状態

BIOSでの認識は、そのまま「EDILOCA ES106 256GB」です。

EDILOCA ES106 ThinkPad X240 BIOS認識状態

今回もOSはWindows 10 Pro(21H2)です。

Windows10 システム画面

一応、デバイスマネージャーの画面も記録しておきます。
あまり必要のない画面なので、今後は割愛しようと思っていますが・・・

Windows10 デバイスマネージャー画面

CrystalDiskInfoです。
シリアルナンバーは「*」で隠していますが、本体ラベルに印刷されていた番号とはまったく異なります。
温度センサーは動いているようで、この時点で28℃と低めです。

EDILOCA ES106 CrystalDiskInfo 結果
クリックで拡大

それでは、CrystalDiskMarkです!
Amazonの商品説明によると256GBの仕様は、以下の通りです。
メーカーHPが応答しないため、Amazonを信じるしかありません。

  • 読み取り速度:最大520Mb/秒
  • 書き込み速度:最大450Mb/秒

結果は・・・

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EDILOCA ES106 CrystalDiskMark 結果

なんとかメーカー仕様はクリアしました。
ただ、この後何度か測定してみましたが、毎回数値が大きく変動します。
他のSSDと比較して数値が安定していないような気がしました。

また、いつも通りCrystalDiskMark実行時の温度ログも記録してみましたが、なんだかおかしなグラフになりました。

EDILOCA ES106 CrystalDiskMark実行時の温度ログ

Readを計測している時はフツーでしたが、Writeに入ってからの数値の動きが鈍っています。
測定終了後もしばらくモニタリングしていましたが、38℃から一向に下がりません。
もしかしてセンサーが壊れた?と思い、一旦PCをシャットダウンしてから立ち上げて確認すると、また30℃前後に戻っていましたので、完全に壊れた訳ではなさそうです。
が、ちょっと心配です・・・

最後に「smi_flash_id_ata」でNANDを確認してみました。
コントローラーは現物通り「SM2259XT」。
そしてNANDは「Intel 64L(N18A) QLC」と出ました!
格安SSDもQLCの時代に入ったか?

EDILOCA ES106 smi_flash_id_ata 結果

まとめ


先日記事にした「Hanye Q55」につづいて、今回の「EDILOCA ES106」もQLC NANDを採用したSSDでした。
今後、格安SSDへのQLC NAND採用はもっと増えてくるのでしょう。

それはさておき、今回のEDILOCA ES106は、SM2259XT+Intel QLC NANDと無難な組み合わせでしたが、なんとなく不安定なSSDだと感じました。
私が入手した個体だけの話かもしれませんが・・・
あるいは、X240との相性でしょうか・・・

ちなみに、私がこのSSDを購入した時点では、Amazon最安でしたが、その後すぐに大きく価格が上がり、翌日また大きく下がるという乱高下状態で、価格もまた不安定です(笑)

ネガティブな締めとなってしまいましたが、今回は以上です。

   

SSD CrystalDiskMark 記録:ちょうべいのSSD記録(まとめ)
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