人気ブログランキング 参加中!

X1 Carbon 1stのSSD換装記録(トランセンド 420S)

ページのアイキャッチ画像その他のThinkPad

今回は、ThinkPad X1 Carbon 1stのSSDをTranscend M.2 2242 SATA 420S 240GB(TS240GMTS420S)に換装した記録です。

初登場のX1 Carbon 1stですが、SSDは換装したことがなく、標準のSanDisk製128GBのままです。

久しぶりに立ち上げてCrystalDiskInfoでSSDの状態を確認してみると、健康状態は「正常」ですが、数値が「72%」となっています。

純正SSD CDI結果

X1 Carbon 1stのM.2ソケットは、現在主流のB KeyでもB&M Keyでもなく、20+6pinと特殊で、この規格のSSDを売っているのを見かけたことがありません。
時々、オクなどで中古品を見かけますが、規格名称は記載されておらず、「X1 Carbon 1st専用」となっています。

そこで登場するのが、いわゆる「下駄」で、この特殊なKeyを通常のB Keyに変換することができます。
ただし、取り付けできるSSDは、2242タイプ(下駄によっては2260タイプも可)となり、対応するSSDの選択肢はあまりありません。
特にメジャーなメーカーから選択するとなると、今回使用するTranscend製のほぼ一択と言えるでしょう(個人の見解です)。

そんな、すでに主流を外れた?SSDを、いつまで新品販売しているかも怪しいので、この機会に下駄と併せて新品購入し換装しておくことにしました。

スポンサーリンク

ThinkPad X1 Carbon 1st

前置きが長くなりましたが、X1 Carbon 1stは今回初登場なので、マシン紹介としてさらに前置きを続けます(笑)

X1C1 外観①
  • Type 3443CTO
  • Intel Core i7-3667U 2.0GHz
  • Memory 8GB
  • SSD 128GB(M.2 SATA)
  • 14インチ HD+ (1600 x 900)

もともとはJPキーボードでしたが、USキーボードに交換しています。

X1C1 外観②

液晶は画面中央が広い範囲で黄色味がかっています(画像なし)。
新品交換を何度か検討しましたが、実行できず現在に至っています。
部品が入手できる内に、交換しておこうかな?

以上、簡単ですが、マシン紹介は終了!

使用部品

Transcend 420S 240GB(TS240GMTS420S)

それでは、今回の主役のSSDです。

現在、Transcendの2242タイプは、DRAMキャッシュ付きの「430S」とキャッシュなしの「420S」が販売されていますが、今回購入したのはキャッシュなしの「420S」です。

パッケージ裏側のミシン目からバリバリッと開封します。

Transcend 420S パッケージ

SSD外観です。
片面実装でした。
Made in Taiwanです。

Transcend 420S 外観

早速、ラベルを剥がしました!
コントローラーは、「SM2259XT」。
NANDには「Transcend」の文字がありますが、実際の製造メーカーは違うと思うので、後で「smi_falash_id_ata」で調べます。

Transcend 420S チップ実装状態

個人的に目に付いたのは、基板上のほぼ全ての素子に対して部品番号が印刷されていることです。
いまどき、こんな親切な(誰に?)基板は珍しいような気がします。

下駄!! ~X1 Carbon SSD Adapter~

続いて、準主役?の下駄です。
品名は「M.2 NGFF 2242 SSD to X1 Carbon SSD Adapter」で、まさにX1 Carbon 1st専用です。

X1C1用下駄 外観

昔の下駄は取り付けたSSDとスピーカーケーブル&コネクタが干渉してキーボードが浮いてしまうという問題がありましたが、最近販売されているものは、干渉しないよう設計されています。

で、Transcend 420Sを挿し込むとこんな感じになります。
干渉を避けるため、M.2ソケットのセンターに対してSSDが少しズレるようになっています(画像では下側へ)。

下駄+SSD 挿入状態

SSD換装作業

それでは、カバーを開けてSSDを換装します。

X1 Carbon 1stの内部へのアクセスは、ボトムカバーを外すのではなく、LCDユニットを開けた状態でパームレスト(キーボードベゼル)を外します。

固定のツメが割りとしっかりとしているので、折れにくいとは思いますが、それでも外れた瞬間「バキッ」と音がするので、結構ドキドキします。

X1C1 パームレスト取り外し

純正のSanDisk製 128GB SSDです。

純正SSD 取付状態

こちらは両面実装でした。
今までご苦労さまでした!

純正SSD 外観

画像にはありませんが、SSDを取り外す前にスピーカーケーブルのコネクタを抜いてから作業しました。

早速、420S+下駄を取り付けました。
スピーカーケーブルは純正が取り付けられていた状態と同じようにSSD上を通過させていますが、コネクタ根元でS字に曲げて、SSDを迂回するように取り廻すのが正解なのかもしれません。
ただ、ケーブルをあまり急激に曲げたくないので、これで干渉しなければ、このままにしておきます。

下駄+420S 取付状態

あとは、パームレストを元どおり取り付けて完了です!

スポンサーリンク

Windowsインストール~動作確認

では、Windowsインストールの前に、まずはBIOSで確認です。
TS240GMTS420S」と、正しく認識されています。

BIOS SSD認識状態

Windowsは、Win10 Pro(21H1)をインストールしました。

Win10 インストール画面

余談ですが、X1 Carbon 1stでは、Win10クリーンインストール後、Windows Update → Lenovo Vantageシステムアップデートを行っても、「不明なデバイス」が一つ残ります。

デバイスマネージャー 不明なデバイス

この正体は「Intel Smart Connect Technology Device」なのですが、Win10用のドライバがありません。
そもそも、このデバイスが必要なのか?よく理解していませんが、気持ち悪いのでWin8用のドライバをLenovoのサイトからダウンロード、インストールして、無理矢理認識させています。

デバイス 認識状態

あと、Webカメラ用のドライバも同じくLenovoのサイトからダウンロードして手動でインストールしています。
デバイスマネージャー上は普通にカメラを認識しているのですが、実際にカメラを使用すると必ずクラッシュして、強制的に自動再起動がかかってしまいます。

Win10 クラッシュ画面

話は逸れましたが、インストールが完了したら、CrystalDiskInfoで確認しました。
SATA/600」として認識しています。
画像は「*」で隠していますが、シリアルナンバーはSSDのラベル(すでに剥がしたやつ・・・)のナンバーと同じで、安心しました。

Transcend 420S CDI結果

では、お楽しみCrystalDiskMarkです。

メーカー公称値は、最大読込速度:560MB/s 最大書込速度:500MB/sで、シーケンシャルは、DRAMキャッシュ付きの「430S」と同じ数値になっています。

結果は・・・
ほぼ公称値とおりの数値が出ました!
良かった!!

Transcend 420S CDM結果

ただ、計測中の温度が60℃を越える時がありましたので、チョット心配です。
SATAなので、それほど温度は上がらないだろうと思っていましたが・・・後でもう少し詳しく調べてみます。

スポンサーリンク

SMI_FLASH_ID_ATAで内部情報確認

引き続き、smi_flash_id_ataを実行してみました。

外観確認で、コントローラーは「SM2259XT」とわかりましたが、NANDには「Transcend」と印刷されており、実際のメーカーが不明です。

結果、NANDは「Samsung 3dv6-136L TLC」と出ました。
ネットで調べると、Samsung製 3D V-NAND 6th Generation 136 layer のようです。
最新ではないものの、結構まともなNANDが載っていました。
もちろん、本物のSamsung製だと信じています!

Transcend 420S smi_flash_id_ata 結果

よかった、よかった!

熱伝導シート貼り付け

CrystalDiskMarkを実行した際、SSDの温度が高めになっていたので、今回も熱対策をしておきました。

以前の記事で、熱伝導シートをSSDに貼り付けておくだけでも、そこそこの冷却効果があることが判ったため、今回もまた同じ作戦で試してみます。

 リンク:100均のスマホ用放熱シートでSSDを冷やせるか?効果を検証!

いつもの熱伝導シートをカットして貼り付けました。
前回テストした時は1.5mm厚でしたが、今回使用したのは0.5mm厚です(特に理由はありません)。
コントローラー部とNAND部を別々にしたのは、一応理由がありますが、たいした話ではないので、割愛します(笑)

熱伝導シート 貼り付け

温度計測方法もまた、いつもの通りCrystalDiskMark実行中のSSD温度をHWiNFOでロギングします。

結果、Ave./Max温度とも約▲8℃の効果が確認できました!
1.5mm厚にすれば、もう少し効果Upするかもしれませんが、これぐらいまで下げることができれば、よしとしましょう。

SSD 温度測定結果

よかった、よかった!!

まとめ

NVMe全盛の今、M.2 2242 SATAタイプのSSDは、ほとんど選択肢がなく、幸か不幸か、ほぼ迷うことなくTranscendを選択しましたが、意外とまとも(失礼)な部品が使用された製品で良かったです!

あまり期待していなかった転送速度も、そこそこの数値だったので、DRAMキャッシュ付きの「430S」も試してみたくなりましたが、このタイプのSSDが今後必要になる可能性は、もうないと思うので、残念ながらそのチャンスはないでしょう・・・

そして、今回初登場のX1 Carbon 1stですが、こちらも残念ながら、すでにコレクションに近いマシンになってきており、SSD換装は今回が最初で最後かもしれません。

X1C1 外観③

10年も前のCPUなので、体感的にやや遅さを感じましたが、PCとしての全体的な操作感は最近のThinkPadとほとんど変わらず、今でも何の違和感もなく使用できます。
改めてThinkPadの良さを感じました!

以上、自己満足したところで、今回はおしまいです!
   

↓ThinkPad X1 Carbon 1stのつづきはこちら↓
ThinkPad X1 Carbon 1stにWin11をインストール
   

SSD CrystalDiskMark 結果のまとめ :ちょうべいの SSD 記録(まとめ)
タイトルとURLをコピーしました