格安SSD使用(試用)記録の第4弾は「Hanye W400 128GB」です!
「Hanye」はハニエ?と読むのでしょうか???
まったく知らないメーカーでしたが、ネットショップで最近よく見かけるので、購入してみました。
中国 深センの会社のようです。
そして今回もいつものように、筐体分解(内部確認)とジャンクX240(Core i3)に装着してCrystalDiskMarkを実行してみました。
第1弾 :ThinkPad X240 SSD換装 KLEVV N400 120GB
KLEVV N400 120GB SSDを分解してNANDを確認
第2弾 :格安SSD WINTEN WT200 256GBをX240で試す!
第3弾 :HIKVISIONの120GB 格安SSDをX240で使ってみた
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新型?後継?? Hanye N400 の記事はコチラです!
パッケージ開封確認
パッケージ外観です。
正式な形式は、「W400-128GMP01」のようです。
中国の会社ですが、Made in Taiwanになっています。
パッケージには「最大転送速度:520MB/s」とだけ記載されていますが、購入サイトの製品紹介では以下のように記載されています。
・シーケンシャル読み取り最大:520MB/秒
・シーケンシャル書き込み最大:440MB/秒
左右とも、シールで封印されています。
開封して中身を取り出しました。
SSD本体以外に日本語の取扱説明書が同梱されています。
本体裏側です。
筐体はオールアルミ製7mm厚で、質感はGood!ですね!
当然ながら、ケースを開けるとWarranty voidですが、封印シールはありません・・・
ということで、今回は装着前に分解して中身を確認してみます!
分解!!
アルミ製筐体の蓋にネジはなく、はめ込んでいるだけです。
よって、ピックなどをスキマに差し込めば、わりと簡単に開きます。
開きました!
基板はネジ3本で固定されているので外します。
コントローラーは「SM2258XT」でした。
格安SSDでは、定番でしょうか?
そしてNANDは・・・、「SanDisk」と印刷されています。
型番は「9212DVCAE0EF」。
本当でしょうか???
本当だったら、うれしいのですが、印刷がなんとなく不鮮明なような気がします・・・
こんなもんなのかな?
NANDについては、装着後に「smi_flash_id_ata」で再確認してみることにして、とりあえず蓋を閉じてX240に取り付けます。
X240に取り付けて確認!
早速ですが、取り付け完了です。
取付作業自体には、まったく問題ありませんでした。
カバー取り付け後、念のためBIOSで認識状態を確認。
正しく認識されています。
そして、いつもの通り、Windows10(21H1)をインストールして、デバイスマネージャーで確認。
もちろん、問題ありません。
つづいて、CrystalDiskInfoで確認。
シリアルナンバーは、筐体に貼られたシールの番号と一致しています(画像ではシリアルナンバーを隠しています)。
絶対値として正確なのか?怪しいですが、温度が高いのが気になります・・・
固定値ではないようです。
それでは、CrystalDiskMarkで性能確認です。
冒頭で記載したとおり、メーカー仕様は、Read:520MB/s、Write:440MB/sです。
結果は・・・
ほぼ、メーカー仕様とおりでした!
決して高速ではありませんが、仕様とおりの数値が出て、なんだか安心しました!?
ちなみに、CrystalDiskMark直後にCrystalDiskInfoで温度を確認すると55℃になっていました・・・
大丈夫かな?
NANDの再確認
さて、分解確認で「SanDisk」と印刷されていたNANDについて、「smi_flash_id_ata」で再確認しました。
結果は、「SanDisk 15nm MLC 16k・・・」。
「SanDisk」と出て、現物と一致していたので、一瞬よろこびましたが、「MLC」はホントだろうか???
ネットで検索していると、Lenovoの「ThinkPlus TU200Pro」というUSBフラッシュメモリーに同じ「9212DVCAE0EF」を使っているとの記事を発見した。
上のリンクのページ最下部に実物の写真が掲載されており、見た目は同じもののようだ。
ただ「smi_flash_id_ata」の結果が異なっており、あちらは「Sandisk 96L BiCS TLC 16k・・・」となっている。
本物のLenovo製かどうかはわからないが、あちらの方が正しいような気がする・・・
まぁ、この辺は(いつもの通り)これ以上の追及はやめておきます。
おまけ(熱対策)
CrystalDiskInfoで温度が高めに表示されているのが気になったので、もう一度分解してコントローラーとNANDに熱伝導シートを貼り付けて、アルミ筐体に熱を逃がすようにしました。
手持ちの1.5mm厚のシートを貼り付けましたが、2mm厚の方がよいかもしれません。
結果、効果があったのか?よくわかりませんが、CrystalDiskMark直後の温度は、55℃→49℃に低下しました。
そもそも温度の絶対値が正確かどうか?疑問ですが・・・
まぁ、気休め、自己満足です!
今回は以上です。
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