今回は、SUNEASTの2.5インチ SATA SSD SE900 256GBの試用記録です。
この「SE900」は、わりと新し目のSSDのようですが、Amazonでかなり安く販売されていたので、購入してみました。
このSSDには当サイト初登場のMaxio製コントローラー MAS1102が搭載されているので、どんな結果が出るか?楽しみです。
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SUNEAST SE900 開封!
パッケージ表面です。
表示はすべて日本語です。
下段の「256GB ~」の部分はシールで、容量毎にシールで識別しているようです。

裏面です。
こちらも全て日本語で、完全に日本国内向けです。
左側は「保証書」も兼ねているようです。
製品仕様欄には、「Maxio Technology」のコントローラーが使用されている旨、記載されています。
筐体材質は「プラスチック」らしく、決してうれしくはありませんが、明確に宣言しているところに好感が持てます。
原産国は、「Made in China」です。

蓋には両側とも封印シールが貼ってありました。

中身です。
本体のみで紙類は何も入っていません。
保証書を含め、最低限の記載はパッケージにあるので、特に問題ないでしょう。

SSD本体です。
オールプラスチックですが、質感は悪くないと思います(個人的見解です)。
裏面のシールにシリアルナンバーが印刷されています。

本体の封印シールです。
これを剥がすとWarranty Voidですが、ぜひ「Maxio Technology」のコントローラーを拝見したいので、剥がして分解してみます。

Maxio製 コントローラーとご対面
いきなりですが、蓋を開けて分解しました!
と言うか、ほとんど「破壊」、「殻割り」状態になってしまいました・・・
折れたツメ類が散乱しているのが、わかるでしょうか?(赤矢印)
蓋を固定するツメの構造が一般的?なSSDと異なっており、ツメを折らずに無傷で分解することは、ほぼ不可能になっています。
よって、このSSDの分解はおススメできません(そもそも分解する人はいないと思いますが・・・)。

基板には、コントローラーとNANDが4個実装されています。

で、お目当てのMaxio製コントローラーには「MAS1102B-B1C」と刻印されています。
DRAMキャシュレスタイプのようで、どんな性能なのか?とても気になります。
NANDには「VSSDT064BA104」と刻印されていますが、ググってもヒットしません・・・
まぁ、いつものことなので、ここはスルーして、次に進みます。

動作確認
今回も、いつものジャンクThinkPad X240(i3)に装着して動作確認します。

BIOSでの認識状態です。
「SUNEAST SE900 SSD 256GB」とメーカー/形式/容量がしっかりと表示されています。

Windows 10(21H2)インストール後のデバイスマネージャーです。
まったく問題ありません。

CrystalDiskInfoです。
シリアルナンバー(「*」で隠しています)は、筐体のシールに印刷されていた番号と一致しており、Goodです。
温度センサーは機能しているようですが、絶対値が正確かどうか?わかりません・・・

認識状態を一通り確認したところで、早速CrystalDiskMarkを実行してみました。
パッケージに記載されたメーカー公称値は、以下の通りです。
最大読込転送速度:550MB/S
最大書込転送速度:450MB/S
結果は・・・
初めて試したMaxio製コントローラー搭載SSDですが、この数字だけ見ると、まぁまぁの数字ですね!
もちろん、これだけでは巨大ファイル転送時の速度変化等がわかりませんが、いつもここまでしかテストしていないので、今回もここまで!

CrystalDiskMark実行時の温度ログです。
最高37℃と、かなり低めの温度になっていますが、振れ幅が3~4℃しかなく、感度も怪しいので、信用していいのか?わかりません。

最後に「jm_id」というMaxio製コントローラー用のソフトでNANDを調べてみました。
やはり、コントローラーは「MAS1102」。
NANDは・・・「Sandisk 112L BiCS5 TLC ~」と出ました!
ホントかな~???

まとめ
今回初めてMaxio製コントローラー搭載SSDを試してみましたが、想像していたより悪くありませんでした(個人的見解です)。
ただ、1回のCrystalDiskMark結果だけで判断することはできないので、もっと色々とテストしてみたいところですが、それはどこかの誰かにお任せします・・・
いずれにせよ、このクラスのSSDの性能に過度な期待はしない方が良いでしょう。
それでも発売元が国内企業でパッケージも完全日本語されており、さらに5年保証というところは、安心感があって良いかもしれません。
いつもながら、まとめが中途半端ですが、今回は以上です。
コメント
こんにちは。実はSE900 256GBも先月初めに買っています。なぜか3年保証印刷の箱でしたが・・個人的にはDRAMレスSSDではイチオシです。(但し保証が効く販売ルートのみ!)
理由はSLCキャッシュサイズが大きく、書き込み速度の低下が起きにくい点です。USB外付けで使うと他との差に驚きますね。最新MAXIOコントローラ恐るべしです。
あきちゃんさん
実は先日、完全プライベート用にSE900 1TBを購入しT440pのセカンドHDDドライブベイに装着しました。
SE900は格安SSDの中ではわりとコストパフォーマンスが高いと私も感じています。
いつも通りX240でCDMとflash_idは記録しましたので、追加でアップしておきます。
フタを開けると破壊になるので、今回は開けていませんが・・・
SE900 1TBのコメントが伸びているので、こちらに書きます。
ヤフオクでSE900を見ていると何やら違和感がある。CDIの認識が「SATA3 512GB SSD」? FWが「R1011A0」? なんか筐体も違うっぽい。ひょっとしてSE800と同じメーカー製か?
たぶんMaxioコントローラではない気がします。ご注意ください。
あきちゃんさん
ヤフオクのSE900は確認できませんでしたが、Amazonのレビューを見ていると、何だか評判が悪くなっているような気が・・・
しばらくウォッチしてみます。
スクショした画像をよく見るとSATAコネクター辺りがHanye Q60とそっくりでした。
中身は判りませんが、ラベルのSNはYS2023~~となっています。
保証期間を考えると、よほど安くないともはや選ぶ価値はないと思います…