今回はAliExpressの11.11セールで購入した「WALRAM」のM.2 NVMe SSD 512GBについて記録します。
日本では「WALRAM」のSSDはあまり見かけませんが(メモリーは見かけます)、AliExpressでは常時フツーに販売されています。
しかも、このSSD、大型セール期間と言うこともあり512GBを2,874円で購入できました!
最近は円安のため、AliExpressでのお買い得感が低下ぎみですが、それでもまだまだ捨てたもんではありません。
いろいろなセールが頻繁に実施されていますので、マメにチェックしていれば、掘り出し物をGetできます。
ただし、日本国内でもフツーに販売されているような商品は、あまりお買い得感がありませんので(逆に割高な場合が多い)、今回のSSDのように国内で見かけない商品がおススメです。
WALRAM M.2 SSD 128GB 256GB 512GB 1TB SSD Hard Drive M2 Ssd M.2 NVMe PCIe SSD Internal Hard Disk For Laptop Desktop MSI

↓ WALRAM 256GB版の記事はこちら ↓
WALRAM M.2 NVMe SSD 512GB 開封確認
いつも通り、まずはパッケージから確認していきます。
ブリスターパックで表面は傷だらけですが、中国からの発送品でパッケージが潰れていなければOKでしょう(笑)
「WALRAM」の正式な?会社名は「Shenzhen Meixin Electronics Co., Ltd.」とのことで、HPを確認したところ、メモリとSSDを製造・販売しているメーカーらしいです。
もちろん、本社は中国深圳(Shenzhen)です。

パッケージ裏側です。
3年保証の「WARRANTY CARD」と「CERTIFICATE OF APPROVAL」が印刷されていますが、すべて空欄状態です。
まぁ、この辺はそもそも期待していないので、どうでもいいです。

パッケージ周囲は熱圧着等されておらず、簡単に開封できるようになっています。
また、封印シールもないので、未開封品かどうか?の区別はつきません。
パカッと開けると、こんな状態になります。

SSD本体です。
表面のラベルも少し斜めになっていますが、裏面のラベルはとんでもない貼り方です・・・
ちなみに、このSSDにはモデル名(型番)がない?ようで、「M.2 NVMe Series」をモデル名として識別しているようです。
つまり、WALRAMにはM.2 NVMeのラインナップが1種類しかないということでしょう(容量は128GB~1TB)。
片面実装タイプで、チップはラベルで見えませんが、WALRAMのHPに掲載されている写真を見ると、コントローラーは「SM2263XT」のようです。
メーカーリンク:M.2 128GB 256GB 512GB 1TB 2280mm PCIe M.2 NVMe SSD

ラベルを剥がしました!
やはり、コントローラーは「SM2263XT」でした。
NANDには「YMN08TE1B1JC3B」と印刷されていますが、正体については最後に調べましょう。

WALRAM M.2 NVMe SSD 512GB 動作確認
動作確認は、今回もThinkPad X1 Carbon 5thを使用します。

BIOSでの認識は「WALRAM 512G」で、やはり固有のモデル名らしき表示はありません。

無事にSSDを認識できたので、いつも通りWindows10(21H2)をインストールして、CrystalDiskInfoを実行しました。
パッケージに封印がなかったのでチョット心配していましたが、間違いなく新品のようです(失礼)。
転送モードもちゃんとPCIe 3.0 ×4で動作しています(これまた失礼)。
ただ、温度は動きが見られないので、固定かもしれません。
シリアルナンバー(「*」で隠しています)は、ラベルに印刷された番号とは全く違いました。

それでは、CrystalDiskMark実行の前にメーカースペックの確認ですが、AliExpressの商品ページとメーカーHPでは数字が異なっており、どちらが本当なのか?よくわかりません。
それぞれの512GB版のスペックは・・・
・AliExpress商品ページ
READ:2,000 MB/s
WRITE:1,600 MB/s
・メーカーHP
READ:3,100 MB/s
WRITE:2,500 MB/s
と、全然違います。
どちらが正しいのでしょうか・・・
では、実際に確認してみます。
設定は「デフォルト」です。
結果は・・・
やはり、メーカーHPの数値には遠く及ばず、AliExpress商品ページの方が正しいようです。
それでも、このクラスのSSDとしては、特に悪い数値ではありません。
512GBが3,000円未満で購入できたのですから、まったく文句ない数値です。

一応、CrystalDiskMark実行時の温度ログについても記録はしてみましたが、結果、終始48℃から動きが見られませんでしたので、割愛します(48℃固定かもしれません)。
最後に「smi_nvme_flash_id」でNANDを確認してみました。
コントローラーは「SM2263XT」、NANDは「YMTC 3dv2-64L TLC」と出ました。
Version2は、チョット古いような気がしますが、私のADATA SX8200 Proと同じなのでヨシとしましょう(???)。
リンク:ADATA SX8200ProをThinkPad E595で再評価

まとめ
「WALRAM」のNVMe SSDは、特筆するような面白い?点のない、ごくフツーな感じですが、この価格なら(個人的には)十分満足できるSSDでした。
AliExpressを見ていると、このWALRAMのように国内ではあまり見かけないSSDがいろいろ販売されており、また頻繁にセールが行われているため、運が良ければ激安なSSDがGetできますので、ぜひ一度チェックしてみてください。
以上です!
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